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海・空・大地の龍 その懐に抱かれて

街から山里そして海辺の丘へと移住を重ねる熟年男子のブログです

食は命の搾取

網代港で当日朝水揚げされたゴマサバが魚屋さんの
店頭で遂に一尾100円を切りなんと四尾で350円

ビニール袋に丸ごとお頭付きで売っていた。
妻が3枚に捌いてもらおうと店員さんに声を
かけようとしたところで、ボクが待ったをかけた。

いや、こんな値段で魚屋さんの手を煩わせたら
申しわけないでしょう。
いいよ、ボクが捌くから

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こんな機会も多くなると思い、こちらでよく切れそうな出刃包丁も買った

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サバを三枚におろしながらふと思った。
こうしてタンパク源である生き物の原型に刃を入れられるのも
ボクでも魚までかなぁ
鳥や豚は少し嫌だし、まして生きている状態から絞めるなんて
とても出来そうもない。

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もしも大事に飼い育てた鳥や豚を食べる為に自分で絞めて捌く
当然餌を与えたりしてボクに懐いているだろ
その相手を殺す
そんなこと可哀想すぎて考えただけでもゾッとする

肉を食いたいなら肉屋さんに行きお金を払えばいくらでも簡単に
食える。

さぁ、そこだ
貨幣経済で現代人が陥いり忘れてしまった大切なこと
全ての生命は他者の命を奪い生きていることです

ボクでも、もしも肉を買うお金がなく切羽詰まれば育てた
鳥や豚を泣きながらでも自分で絞めるだろう
奪った命への哀れさを身に沁め感謝しながらそして食う。

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落とした頭も中骨も無駄にしない
それがその日朝まで元気に太平洋を泳いでいたサバへのせめてものつぐない
コンソメとお酒、塩少々を使い庭のハーブ(和風ハーブの大葉とアップルミントを添えて)
あら汁スープに
今回はお刺身も買ったのでおろした身は冷凍保存



お金は便利だ。代価を払えば欲しい物は全て手中に出来る。
便利な機械や嗜好品、そして殺生の罪悪感もなく旨い肉
その便利さがそれらへの「ありがたみ」を忘れさせていることを
時々でもいいから思い出さないと、ひとはお金に支配された
守銭奴となってしまうのだろう。



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  1. 2018/08/21(火) 08:48:47|
  2. 板前よっちゃん
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君が土に還るとき

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8月19日 君がこの世を去って今日で一年が経ちました。

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 タロウと暮らした山里

この地を一緒に踏む夢は叶えられなかったけど、
君はきっと今も近くにいてボクの家族を見護ってくれている。

ありがとう・・・でも、もう大丈夫だよ
さぁ土に還ろう 大地に還ろう
やがて君の骨は無機物にまで分解され
水に溶け海に還り
そこから大気に還り
そして宇宙に漂う塵となれ

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 ジャッキーも最後のお別れをしました
 昨日サルスベリの苗を買ってきてここへ移植した
 花の色は白、毎年この時期に花を咲かせたら彼を思い出せるから


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これで本当のさよならだ
もう一度言うよ
タロウ ありがとう 
君と過ごした日々は生涯忘れない
君はボクの宝物です




 









  1. 2018/08/19(日) 09:36:14|
  2. アウトドアー
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写真、龍の息吹を写したい

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8月17日朝7時前、ニコンのデジカメを持って撮影に出掛けるにはもう時間が遅すぎた。
犬との散歩で、今朝も大気の状態が写真を撮るにはまぁまぁだなと思った。
帰宅しワンコに朝食をあげてから急いで撮影ポイントに向かったのが6時半

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だが晩夏とはいえ、夏の太陽はもうかなり高いところまで昇ってしまっている。
日の出前からその直後でないと東伊豆海岸から海を撮影するには逆光となって
素人には難しい。
あとは夕方日が沈む直前と天候次第で、そうそういい絵を撮るチャンスは訪れない。

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大島の街並みがくっきりと見えるチャンスはそうそうないのだ
今朝も少しかすんで見えた


いつも「ああ~この景色写真に納めたいなぁ」そんな時に限ってカメラは
家に置きっぱなしなのだ。

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10日程前の日の出時刻、犬の散歩で見えたのは昇る朝日と海に映った真っ赤な
龍の道 あの景色には強烈なインスピレーションが沸いた。
カメラを持っているときにそんなチャンスがいつの日かもう一度訪れて欲しい


少し落胆して家に帰ると玄関の上がり框でハナがお座りしてボクの帰りを待っていた。
ボクがひとりで出掛けると兄ちゃんと戦いゴッコもせず、その帰りをいつも玄関でずっと
待っているらしい。



  1. 2018/08/17(金) 09:12:23|
  2. 画像
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季節は秋へ

立秋が過ぎ、旧盆もあけたら秋の気配が空から駆け足でやってきた。
日中は相変わらず暑いが、朝晩はめっきり過ごしやすくなりました。

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今度の日曜日8月19日がくればタロウの一周忌
この庭の龍の下に彼の骨を埋葬するつもりです


雨上がりの今朝、伊豆高原に吹く風は「秋」そのもので高台から見える大島が
すごく近くにみえました。(大島までの距離はおよそ25km)
内陸に住んでいたので25kmの距離は山の上や高いビルから見下ろす地続きの
景色しか見たことがなく、空気の澄んだ真冬でも霞がかかったような景色だった。
未明に降った雨のあと吹く風で靄が飛ばされて
海にポッカリと浮かぶ大島、三原山にかかる雲と大島港の町並みが
こんなにはっきりと見えるなんて早起きに得した気分です。

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 お転婆の妹ができたけど、ジャッキーの背中はあれからいつも寂しそう
 「兄ちゃん(タロウ)はいつかきっと帰ってくる」 そう思っているのだろう


そして朝食も済ませた7時半「涼しいうちに庭の草むしりでもしようかな」
朝ドラは9月末へのラストに向かってこれから先どんな展開になるにせよ
素直に感動できそうもないし、もう底が見えてしまったので見なくてもいいや

(昨日の放送、五平餅をじいちゃんに習う場面での死んだばぁちゃんのナレーション
「たかが五平餅くらいで」と入ったところで自分のなかではこの放送は見る価値の
ないドラマとして終わってしまった)

腹が減ってれば一週間たってもカビないメーカーの食パンだって旨いし、インスタント
ラーメンだって冷凍のピザだってパックのお餅だって旨い。
だけれど、それとおふくろが手打ちしたうどんや煮物の味とは旨さの次元がちがう。
(それは我々庶民が口にした事がないような高級料理とて同様で
たかが五平餅とはむしろこっち側のセレブの作者の感性か?)
妻が母にいち二度教えてもらったくらいで同じ味がつくれた験しがないのだ。
二号店の目玉にしようという五平餅、作者の食べものへのこだわりの浅さ、
「たかが五平餅」とくくってしまえるのはいったいどんな食へのこだわりがあるのだろうか?

畑を耕すことにしても同じことが言える。
それを秩父の山里で学んだ。
近所の爺さんが大事に大事に時間をかけて手入れした畑と、自分が草刈り機でいい加減に
手入れした畑とは見ただけで比べ物にならない差があり、出来上がった作物の出来具合は
歴然としていた。


たぶん新しい視聴層を狙った国民放送の冒険だったにせよ
脚本が薄っぺらすぎた。

時代が変わり世代が替わり、それでも人の心情ってそんなに変わるものではない筈。
何かを目指し成そうと努力した人間が例えそれを成せなくても、本気で死ぬ気で努力したなら
それを誇りにこそ思い、恥などと絶対に思わない。
もしも恥と思うなら、それは逆に本気ではなかったことの証だ。
ヒロインが娘に対して漫画家だったことを恥じ隠す、これだけでもこのドラマが単なるウケを
狙ってるだけに思えて素直に笑えず感動もできないんです。

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と、まぁそんなわけで自分の庭の方がよっぽど大事。
あまり雑草をはびこらせてしまうと後が大変、これからどんな庭を目指すにせよ、
雑草の根を蔓延らせたくはないもんね

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現在読んでる本にも感嘆しいている。
リー・ウェイイー著 「オオカミ、群れに戻る」
中国の画家であり作家の女性がスケッチにいったチベット高原で瀕死のオオカミの赤ん坊を
現地の遊牧民宅から引き取り育てやがて野性にかえすドキュメンタリー
子供の頃読んだ「野生のエルザ」といい、やはりこれは母性本能が成せる技で
それも超がつく強い母性の持ち主にしか起こし得ない奇跡の物語り

オオカミの仔が野犬の群れから育ての母である著者を護るために死を顧みず戦うシーン
自分で獲物を狩れるように成長した頃、病気にかかった母(著者)を心配し片時も
離れず、そして狩った獲物の肉片を分け与える場面なんてもう涙なくしては読めません。

「この仔を野生に戻すためならオオカミの群れに自らの肉体を喰われようともそれを
厭わない」

ここまで読んだらもう
半分青いなんて見ている暇はないのだ


  1. 2018/08/16(木) 11:13:07|
  2. エッセイ
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ゴマサバの梅煮

わずか直線で南北120kmの距離でも山国秩父と海辺のここでは気候がかなり違います。
秩父での夏の風物詩と云えば雷、「ここはあまり雷が鳴らないねえ」と、妻と話していた矢先
一昨日夕方から昨日の夜にかけて丸一日以上雷鳴が続いた。

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水平線からのぼる太陽 逆行でうまく撮れない
野生化した台湾リスには散歩でいつも行き会います


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秩父での雷はせいぜいが一時間程度で鳴り止みます。
これで困ったのが雷恐怖症のジャッキー
それでなくても伊東海岸や宇佐美海岸の連夜の花火大会でパニックが続いている彼に
この長時間の雷がとどめをさす。

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この通り、少しお疲れ気味のジャッキー
こちらはなんのストレスもなくソファーを占領するハナ


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ご飯も喉を通らず、家の中をヒンヒン・クンクンうろつきまわり、あげくカーテンや壁を前足で
カリカリの破壊魔王と化してました。

海辺でうれしいのは新鮮な魚介類が安く買えること。
その日の朝、近くの漁港で水揚げされた魚が買える。
金目や鯛などの高級魚も買おうと思えば手がでる値段だが、そこは極めて庶民的な舌を持つ
ボク、サバで充分満足しちゃいます。
大振りでプックラ脂がのり青々したゴマサバが時に一尾百円だったりするからたまらない。
三枚におろして塩をふっただけの塩焼き、昨夜はここで採れた梅の実を使った梅煮にも
挑戦したし、アジやムツなんて山盛り一パック数百円で買えてしまい、一度に食いきれないから
冷凍してフライにしたりして楽しんでいる。

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自ず、料理の腕前も上がるかも知れないが、そこは素人の域と割り切ってます。
そこでちょっとイラつくテレビのお話し

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暇しているもんだから最近は朝ドラを見ています。
今回は「半分青い」だっけ
最初漫画家を目指す頃までは確かに面白かった。
でも漫画家を挫折した頃より、画面に向かって文句ばかりこぼしている。
今回のヒロインさん、ちっとも学習しないんだもの・・・

半年の長丁場ドラマだと脚本の力も試されるのか、はたまたそれも脚本家の意図
なのかは分かりませんが、
幾分かの才能があり漫画家デビューまで果たし、数年間修行を積んだ。
バカでなければこの下積みの苦労がその後の人生で生きないわけがない。
だからそこにリアリティが感じられず、見ていてイライラばかりがつのります。

漫画をあきらめてバイト先で知り合った男性と結婚し子供も授かる
だが視聴者が(少なくもボク)充分納得できる展開もなく離婚し岐阜の実家へ出戻る
あげくいい大人が親の貯蓄を当てにして「実家の食堂、二号店をやりたい」 だってさ 

動機は何?単に高校生相手に商売し、儲けたいだけにしか聞こえてこないけど・・・
「漫画家にはなれなかったけど、じいちゃんしか作れない五平餅の味を継いで
 残していきたい」せめてそのくらいの純粋さをみせてくれよ

まったく冗談じゃないや、本気なら37歳の大人なら、最初から人の善意などを当てにせず、
先ず銀行の融資係とかに相談したりして開店計画を練るだろうに。
せめてそのお店で出そうという、おじいちゃんの五平餅を作れるようになってから言ってくれ。

誰もが旨いと褒めるおじいちゃんの五平餅、それは年季と並々ならぬ努力の賜物。
二日や三日作る真似をして出来る代モンじゃないことは最初の頃に漫画の先生に作ったことで
骨身にしみている筈。
脚本書いたひと、長丁場のドラマ過ぎてそのことを忘れちゃったの?

ヒロインバカでも周りの登場人物すべて「いい人」ばかり、それで結果人生うまく行っちゃうだあ
人生舐めてんのか? 視聴者バカにしてんのかよ

考えられない・・・苦労し挫折し尚、前向きに努力し歩もうとするから周りに良い人が集まり
その手助けがある。
こんな考え方ってもう化石みたいなのだろうか?

善人ばかり登場して、半年をボーっと安心して見られる朝ドラならば
これでいいのかね NHKさん 





  1. 2018/08/13(月) 10:29:03|
  2. 板前よっちゃん
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