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海・空・大地の龍 その懐に抱かれて

街から山里そして海辺の丘へと移住を重ねる熟年男子のブログです

春霞

秩父盆地の廻りを取り囲む山々 真冬の景色ではその稜線はハッキリクッキリ
それがここ幾日かは雨でも霧でもないのに霞んで見えるのは春の訪れの予感

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春 それは大陸からの黄砂とスギ花粉で毎年のことだが大気の透明度は減少し
山がぼやけて見えるのだ よっちゃん、鼻水が垂れ うざったくてしょうがない
でも、もう少し我慢すれば庭や近所の野山は春の花が溢れ出す
そうなればワン公の散歩ももう少し時間を掛け、お花見気分で浮かれてくるだろう


ヴィンテージスピーカーを買って、それが予想以上に良い音がしたので
よっちゃんの場合、お天気には関係なく浮かれっぱなしです

その浮かれついでに昨日は、現行所持品のスピーカーやアンプを更に処分して
ラックスマンの真空管コントロールアンプを購入してしまった
処分したのはトランジスタとデジタルのハイブリットアンプですが、残った二つのアンプは
真空管プリメインアンプ
片方のアンプはプリ部を切り離し可能で、パワーアンプとして機能する回路がありますから
別個のプリアンプ(コントロールアンプ)に繋げばセパレートアンプになります 
当然音楽の再生能力はこの方が優れてます
将来はターテーブルやカートリッジを更に増設すれば アナログ再生(LPレコード)も可能
なんです

今回購入のアンプも1970年代の設計ですが、ホントに世の中進歩しているの?と疑っちゃい
ます
やれ「世は先端技術だ デジタル化だ 省エネ低コストだ」と 消費を煽りまして店頭に並ぶのは
チープな品物ばかり 
ただ生活するならそれで充分です 場合によっては100円ショップで全て生活用品は揃いますもん

そしてもうひとつの傾向がその高度技術とやらで造られた製品の謳い文句が「時短
これを使えばお料理時間半分 こっちは掃除、こっちは洗濯 ほらどれもあっという間で手間いらず
そんなに時間を惜しんだって 
どうもその余ったお時間を有意義に遣われてるお方なんてあまり見かけませんことよ(笑)

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昼間から飲むお酒のツマミなんてこれで充分じゃ
今季既に作る事5回目のフキ味噌にほうれん草とベーコン載せのオムレツ 
野セリの胡麻和えも作ったが写真撮るの忘れちゃった



音楽は今日もジャズ



デクスター・ゴードンで「Cheese cake」でした


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  1. 2015/02/26(木) 16:00:24|
  2. エッセイ
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ヴィンテージ

それが人でも物でも、時々その出遭いに運命を感じてしまうことがある
今回の出遭いはヴィンテージスピーカー
アメリカ東海岸のメーカーで誕生したのが1970年 それから半世紀・・・
このスピーカーはどの様な遍歴を踏み、今日埼玉県のど田舎、秩父の山里のおじさんの元に
嫁いできたのだろうか?

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なんちゃって  多少の元手があったので懲りずに勝負(ギャンブル)して、
「ひと儲けしたら最近チマタで評判の、あのスピーカーを買っちゃおう」なんぞととらぬ狸の
皮算用
結果はその勝負の元手で充分お釣りがくるほどにつぎ込んでしまった・゜・(ノД`)・゜・
仕方ないので、なにか掘り出し物がないものかとネットを検索しまくっていたら
なんだかボロっちい写真がアップされた1970年代のアメリカ製らしいスピーカーが目にとまった

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       ここにあったミニJBL君とスピーカースタンドは下取りに
       そしてスピーカースタンドは予算がないので自作した


ホントの嗅覚はアレルギー性鼻炎とやらで役立たずのままでも、こちらの嗅覚は敏感に
「これはいける」と反応したのです 
そして聞いたこともなかったこのメーカー(アメリカ東海岸に籍を置くKLH)やら同じくアメリカのメーカー
ダイナコなどの製品が1970年代に銘機を残しており、まさしくあのボロっちい写真の出展はそのなかの
ひとつKLHのモデル6だった

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確かに最近のスピーカーの性能は素晴らしい、だが中々独特の色気のある音色には出逢えない
現在使っているエース器のフランスのスピーカーは現在やっと納得のいく音色で鳴ってくれているが、
このふくよかな音色を活かしきるまでにアンプを3台乗り継ぎ、果てはケーブルだの真空管だのそれは
元手がかかってしまっている
これはこれで素晴らしいのだが、あれやこれや聴いているうちにすっかり耳が肥えてしまったし
聴くのがもっぱら50年代~70年代ジャズなので何かが違う気がしてならなかった
云うならば高級ホテルのサロンで聴いている感じ(行ったことはないが(;^ω^)
あの頃のジャズミュージシャンが演奏していたであろう、もっと煙草の煙と汗の臭いを感じるライブハウス
のような音も聴きたい 

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  さすがに年期が行っててサランネットはくすみボロボロだが、ユニットのエッジなどに破れはなく
  音質に問題はない


こうなるともうメイドインジャパンのスピーカーの出番は間違ってもない 
今日ショップで試しに銘機と謳われた日本のV社やD社のスピーカーも聴かせてもらったが、これがもう
まるでチャラ男君 澄み切った音だけは評価するがそれだけで「これを作ったエンジニアは生のピアノや
サックスの音を聴いたことがあるのだろうか?」と疑いたくなる 
音楽を周波数やデータだけで捉えているとしか思えなくて、決してその音からは煙と汗の臭いは
してこなかった

こんなボロっちい、前世紀の遺物の様なこのスピーカー だが時が経てば経つほどに円熟し、
旨みを増してきたのだろう
もう手放せません 半世紀を生き延びてきたのだから、たとえよっちゃんの寿命が来ようとも
まだまだ現役で鳴ってくれるだろう これがヴィンテージの魅力なのか? 
一生物に出遭えた喜びで 今日はウチのカミさんがシカメッツラをしようとも、凹むどころか思わず
微笑み返しをしてしまうのだ(笑)

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下取りに出て行ったJBL4312Mコンパクト君 君のおかげでプラス一万の出費でこんな運命の出遭い
に巡りあえました わずか一年の短いお付き合いだったけど、さようなら いい人に貰われて(買われて)
行くんだよう
そして勝負に負けてこそ(その出費は痛いが)のこの出遭い 人生何処に運命が待ち受けているかなんて
のは、損得ばかりじゃ図り知れないいものがあるんだぞう

音楽はその半世紀前のジャズより



オスカーピーターソントリオで「You Look Good To Me」でした






  1. 2015/02/17(火) 21:34:23|
  2. ミュージック
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少年Yとロザンナ

昭和43年秋、12歳の少年はそれまで夢中だったターザンごっこには既に幼稚さを感じていた。
その年の夏まで近所の山に遊び友達を引き連れて行っては、太い樫の木の枝に吊るしたロープで
「ア~アァ~」と
奇声を発し遊んでいたが、同級生のIくんがそのロープから落ちて背中をしこたま打って大泣きして
以来「来年は中学だし、もうこんな遊びも卒業だな」と、バカバカしくなりやめてしまった。

ただ、チーター(ターザンの子分のチンパンジー)の代わりに手懐けた近所のワン公達をアルバイト
の朝刊配りで引き連れていたのは相変わらずだった。
あの家のポチ、この家のシロ、家々に新聞を配達するたびに少年を慕って追いかけてくる犬たちに
早起きの辛さよりも、そのことを励みに頑張ることができたのだった。
最初は近所の一学年上の友達に誘われて始めたのだが、その上級生はわずかな間に根を上げて
辞めてしまった。だからその上級生の配達する分までをも引き受けて、もう一年以上も続けている。

そのワン公達だが、どうしても相性の悪いヤツもいた。
あれは同級で割と優等生の女の子の家で飼っているヤツだった(名前はとうの昔に忘れたが)
そんなに大きくもないのだが、とにかく気性が荒いヤツで老若男女の区別もなく家の前を通りかかる
人間に吠えかかるのだった。
時々そいつは繋がれている筈のリードが外れており、朝刊を配達しに訪れる少年にも襲いかかる。
だから少年は毎朝その家だけは垣根越しに犬が繋がれていることを確認してから配達するのだ。

そんな攻防の続く毎日に敵もさるもの、ある日ヤツは繋がれている振りをしながら少年を待ち伏せ
していた。
騙されたと知った少年が気が付いた時に、ヤツは猛然と少年に向かって牙を剥き出して唸り声を
あげて襲いかかってきた。

だが、ターザンごっこで鍛え、悪童達と悪戯をしては担任の先生に往復ビンタをくらい、一緒に叱られた
友達が大粒の涙をこぼして泣いていても、平然としていられた向こう気の強さは伊達じゃなかった。
覚悟を決めた少年は犬と格闘し、ケツに牙を打ち込まれながらもそいつを組み伏せたのだった。
名誉の傷は今も残っている。ただ、若い頃のナンパに役立ったかどうかは定かではない

そんなわんぱく少年が、そろそろ木枯らしが吹き始めた秋の終わりに初めて大人の女性に恋をした。

秋の修学旅行で同級生達と「オチンチンの周りにヒゲが生えてきたか?」とか、
「あの子(同級生)のおっぱい、なんだか急に膨らんだんじゃね?お前あの子のこと好きなんだろ」とか
いつの時代でもその年頃の少年達が必ず登り始める大人の階段の入口に立っていたのである。
勿論少年にも好きな同級生はいた。
しかし、その幼い恋心の感情とは強烈に違う、大人の女性への強い憧れとも言うべきものだろうか
その女性とはTVで見た歌番組。
とにかくその大きな瞳と長い髪、日本人離れしたその容姿(イタリヤ人だった))に少年の目は
釘付けになってしまったのである








翌朝、まどろみのなかでつま先から脳天へ電流が突き抜けるような快感で目覚めた少年は、
「お漏らしをしてしまったのか?」と、戸惑いながら親に気付かれぬように自分で下着を洗った。
井戸水がすごく冷たく、初霜の降りた朝だった。
友達から話しには聞いていた。

その冷たい井戸水で顔を洗って正気に戻った少年は、その朝も相変わらず犬たちを引き連れて
朝刊を配り 「アモーレー  アモーレミーオ   ティアーモ・ティアーモ ティアーモー」と
変声期特有の少ししゃがれた声で絶唱を繰り返しつつ、 また大人の階段をひとつ駆け上がって
行ったのだった。

                                             おしまい

  1. 2015/02/09(月) 12:00:03|
  2. エッセイ
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光の華

昨日の雪で枯れ木に咲いた花が雪の華ならば
今朝はさしずめその花が朝日に照らされて、光の華ってとこでしょうか

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間違ってもこんな日に道端で立ちションなんかしちゃいけませんぜ
怒った神様が頭の上に雪の塊まりを落っことします・・・・
って、よっちゃんの経験談じゃん(笑)

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しかし最近は昼寝が半端なくできる こんなに昼寝しても夜はちゃんと眠れるから
不思議だ
仕事は二八とやらで暇なので待機時間にグーグー 
休みの日も今日は午前と午後に2時間ずつグーグー  そのうち目が腐るかも

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曲はZAZがシャンソンをメインにアレンジしたニューアルバムより
「sous le ciel de paris]



「パリの空の下」でした


  1. 2015/02/06(金) 20:16:49|
  2. アウトドアー
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雪の華

関東の雪は気圧配置が春を迎える準備中の証拠なのですが、しかし毎週よく降ります

ウチのカミさんは「雪道の運転が怖い」とか言って、今日はバスで仕事に行った模様
よっちゃんが明けで8時半に帰宅したらカミさんの車は車庫に置いてありました
だから夕方は職場まで迎えに行ってやらなければなりませんが、それまではワン公たちと
静かな山里で落ち着いて過ごせます

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先ずは雪見風呂で身体を温めて、軽くいっぱい 飲んだのはアルコール量1規定なので
(ビールなら中瓶1本で日本酒なら約1合)3時間で体内アルコールはゼロになります
だから迎えに行く頃に車を運転しても飲酒運転にはならないのでアシカラズ

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外の気温は1℃と、とてもじゃないが薪を取りに行くときくらいしか一歩も外には出たくない
枯れ木に咲いた雪の華を20℃と快適な家の中から眺めてます

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音楽はバド・パウェルで「クレオパトラの夢」



実はこのCDを昨日入手しまして、さっそく家のオーディオで聴いてます

無垢板のしっかりした台に替えたので音がクッキリし、それは以前よりも少し硬い響きにも
聴こえるんですが、どうもそれだけじゃない 響きに潤いのない少し安っぽい音になってしまった

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原因はわかっているんです・・・
一台のソース源(CDデッキ)に対してアンプが3台 
これまでは、それぞれのアンプに繋いだRCAコードよりCDデッキに都度差し替え
試行錯誤の結果、アンプとスピーカーの相性の良い組み合わせでそれぞれの得意ジャンルの
音楽を聴いていました
ただこれだと、差し替えるのが面倒なので、これを機にラインセレクターを買ってスイッチひとつで
アンプが選択出来るように配線した 
やはりこれがいけなかった 家電量販店で買った安物のセレクターだし、そもそもピュアオーディオ
用の高価なものでも 信号経路が増える分だけ劣化はあってもそれで音が良くなることは有り得ない
事くらいは素人のボクでもわかります

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仕方ないので配線を元に戻し、且つ5本持っているRCAケーブルも全て試聴しなおしてACROTEC
とオルトフォンというメーカーのケーブルが求めている音に近く、これを使用することにしました

ここ幾日かの音に対する違和感もとれて これですっきり一件落着 
タロウとジャッキーが寒くても外に避難したくなる様な爆音で聴いてます





  1. 2015/02/05(木) 15:27:14|
  2. エッセイ
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  4. | コメント:0

春のワルツが聴こえる

先日の雪や霜柱が融けて、ぬかるみとなっている畑の隅で
「そろそろだな」と、土の中からひょこっと顔を出しているフキノトウを探す
「日当たりの良いここは毎年最初に芽をだすところ・・・あったあった」(o ̄∇ ̄o)♪

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今夜はこれでフキ味噌を作ればおつまみイッチョアガリ おこちゃまの味覚しかない
うちの奥さんは このフキの苦味が嫌いで食べないから四つも採れば充分だ

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味噌と酒などを合わせて先に準備しておき、素早くフキノトウを水洗いして細かく刻む
フライパンで軽く炒め、準備しておいた味噌を足してホイ出来上がり

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ついでに自家製の切干大根を使ってもう一品 
  
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うちの切干は少し太目に刻んで干したものだが、30分もお湯に浸して戻せば使えます
小女子をいつも入れるのですが、これもカミさんは嫌いなので今回は小女子なし

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人参と油揚げ、そして切らしているいる椎茸の代わりにぶなシメジをつかいました

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旬の畑や山菜の料理で今夜の晩酌は春のワルツが聴こえてきそうですね
そんなわけで今日の一曲はワルツ王のヨハン・シュトラウスの「美しく青きドナウ」



この曲は「ワルツの父」と言われたヨハン・シュトラウスの長男の作曲 従って正しくは
ヨハン・シュトラウスⅡ世 父に負けず才能に溢れこちらは「ワルツ王」です

そしてこちらは道楽王のボクがお気に入りの居間の今夜の光景

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やっと無垢板のラックを買うことができ、高さの変更に合わせてアンプとCDデッキの
配置も変更 

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照明も少しイジったりしてグッとムードが出ました


  1. 2015/02/01(日) 17:26:39|
  2. 板前よっちゃん
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秩父の山里から海辺の丘へと再移住を決心した熟年オヤジのブログ
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